おしゃれなオフィスにしよう!3つのポイントと施工費用の相場とは?

公開日:2023/01/15   最終更新日:2022/12/19


おしゃれなオフィスにすると、企業のイメージを高めることができたり、社員のモチベーションを上げることができたりするといった効果をもたらします。しかし、オフィスをおしゃれにするためにはどうすればよいのでしょうか?そこで今回は、必要な設備や機能、オフィスをおしゃれにする3つのポイント、施工費用の相場などを解説します。

まずはコンセプト作りから始めよう!

おしゃれなオフィスにするために、まずはコンセプト作りから始めるとよいでしょう。ここでは、オフィスのコンセプト例を解説します。

企業のコンセプトを取入れる

オフィスのコンセプト作りには、企業の個性や方針をコンセプトとして取り入れる企業が多いです。その理由として、企業のロゴやシンボルマークをふんだんにあしらったり、企業のイメージカラーでオフィスを統一したりすると、来客者へ自社のアピールができるからです。

そのほかにも、社員のモチベーションが上がるというメリットもあります。企業のイメージカラーが決まっていない場合は、名刺やWEBサイトなどで使用している、自社をイメージできるカラーを取入れてもよいでしょう。

業務効率を重視する

おしゃれなデザインにすることを重視すると、仕事がしづらく業務効率が下がることが起こりかねません。そのため、目的に合わせてオフィスをデザインすると業務効率が上がります。たとえば、チームを組んで仕事を進めていく場合は、コミュニケーションが活発に取れるデザインにすることや単独活動で業務をする場合は個人ブースを設置するなど、業務効率を重視するとよいでしょう。

各スペースに必要な設備と求められる機能とは

オフィスにはどのような設備や機能が求められるのでしょうか。ここでは、各スペースに求められる設備と機能について解説します。

エントランス

エントランスには、受付カウンターと受付電話は必須です。そのほかには、一般的に必要な設備と機能は、空間や企業ロゴをライトアップする照明、会議室や執務室などを仕切るパーテーション、造作壁、ドアなどが設置されています。来客者が多い場合は、ソファーやテーブルを設置すると来客者はあまりストレスを感じません。

ワークスペース

ワークスペースに必要な設備や機能は、電源や電話、LANケーブルなどです。部署ごとに仕切るパーテーションや造作壁、ドアなどもあるとよいでしょう。ワークスペースは業務効率を上げるために、社員が効率的に作業できるような動線を確保する必要があります。たとえば、移動がしやすかったり、設備や機器にアクセスしやすかったりすると、効率的に作業できるでしょう。

会議室

会議室に必要な設備や機能は電話や電源、LANケーブル、会議用モニターなどです。一般的にパーテーションや造作壁、ドアなども設置します。会議室は、参加人数や防音性などを考慮する必要があるでしょう。また、会議の内容に合わせて照明の色を変えるのもおすすめです。昼光色は脳を覚醒させる効果があるので、活発な議論ができるかもしれません。

おしゃれなオフィスを作る3つのポイント

おしゃれなオフィスを作るためにはどのようにすればよいのでしょうか。ここでは、おしゃれなオフィスを作る3つのポイントを解説します。

床や壁などの配色を意識する

床や壁などの配色を意識することで、オフィスの印象を上げることができます。それぞれの色には心理的な効果があるため、使用する色はできる限り2色に抑え、エリアごとに分けるとよいでしょう。たとえば、集中力を高めたいエリアではブルー、リラックスしたいエリアではグリーンなどにします。

アクセントになるアイテムを配置する

おしゃれなオフィス作りをするためには、空間のアクセントになるアイテムの配置がおすすめです。おしゃれなソファーやテーブル、シックなデザインの本棚、見た目が美しい間接照明などを配置することで、オフィスが一気におしゃれになること間違いなしです。大きな家具を置けない場合は、観葉植物などを置くだけでも印象が変わります。

エントランスを特に重視する

来客者におしゃれなオフィスだという印象を与えるためには、来客者の出入りが多いエントランスなどをとくに重視してデザインすることです。エントランスは、来客者に自社のアピールをする場所でもあり、自社の印象を決めるスペースだといっても過言ではありません。そのため、エントランスには企業のロゴやイメージカラーを取入れたデザインにするとよいでしょう。

オフィスの施工費用の相場は?

オフィスをおしゃれにするためには内装工事をする必要があり、施工費用がかかります。地域差もありますが、施工費用は新設の場合では坪単価20~40万円が相場です。新設は自分好みにデザインできるメリットがありますが、高額な費用もかかります。費用を抑えたい場合は、居抜き物件を活用することもひとつの手です。居抜き物件の場合は、坪単価10~30万円で施工できるので費用を削減できるでしょう。

まとめ

おしゃれなオフィスにするためには、企業のコンセプトを取入れたり、業務効率を重視したりするなどのコンセプト作りから始めます。オフィスに必要な設備や機能は、エントランスには受付カウンターや電話、ワークスペースには電話やLANケーブル、会議室には会議用モニターなどです。おしゃれなオフィスにする3つのポイントは、床や壁などの配色を意識すること、アクセントになるアイテムを配置する、エントランスをとくに重視しましょう。オフィスの施工費用の相場は、新設では坪単価で20~40万円となっています。

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